おすすめの本をご紹介します。
本のタイトルは、山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみたです。
2012年ノーベル医学・生理学賞を受賞された山中伸弥先生が書かれた本です。
以下、順を追って、ご説明します。
芦田愛菜さんが「一番魂が震えた」としてこの本を紹介
読書家としても知られる女優の芦田愛菜さんが、あるテレビ番組で「一番魂が震えた」と紹介されて、大きな話題を呼んだ本です。
私もその番組をきっかけに、この本を読みました。
当時、どこの本屋に行っても、本は売り切れで、買えませんでした。
「人間万事塞翁が馬」という金言
人間万事塞翁が馬
(読み)にんげん(じんかん)ばんじさいおうがうま
(意味)一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ。幸運か不運かは容易に判断しがたいことのたとえ。
iPS細胞で脚光を浴びられた山中先生ですが、実はまったく順調な人生ではなかった。
「人間万事塞翁が馬」を地で行かれる人生に共感した。臨床医の道を目指されるも、指導医の先生からは、「おまえはほんまに邪魔や。ジャマナカ(山中ではない)や」と言われる始末、自分の能力に限界を感じ挫折。臨床医から研究者への転向、留学後にかかった「うつ病」。
挫折を繰り返しながらも、その挫折から導かれる様に、次の道が開けてくる。
おすすめしたい理由、学びの多い一冊
「人生の中での発見」、「iPS細胞ができるまでの苦労」、「花開くまでの紆余曲折」が、すごく面白い。
自分自身の挫折や失敗も、実は成功につながっているかもれないという勇気がもらえる。
また苦労した人だけが得られる課題の乗り越え方、目標の設定のノウハウ、そして、あきらめない姿勢。学びの多い一冊でした。
ぜひ読んでみてください。また下の動画も本の内容とリンクしており、あわせてご確認ださい。
きっとあなたの人生が豊かになると思います。