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【Cash is King】キャッシュ・イズ・キング

Cash is King

「Cash is King」これは経営や投資の世界でよく使われる言葉です。
直訳すると「現金(お金)は王様」す。王様は地位も権力も持った唯一無二の存在です。

つまりその意味するところは「現金は最強」です。

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ではなぜ「現金は王様であり、最強」なのでしょうか?
個人、経営、投資と3つの視点から考えることで、その意味がしっかりと理解できます。

 

 

個人にとってのお金

個人にとって、最低限の「お金」を持つことの価値は、「愛」や「名誉」を超えるかもしれません。ゼロでは生きることが難しい。

お金に支配された生き方が、しあわせか?という別の視点はありますが、その重要性はまさに「王様」と言えます。

 

経営にとってのお金

経営にとってのお金は、血に例えれられることがあります。人間の血と同様、お金を流し続けないと企業は死んでしまいます(つまり、倒産)。

黒字倒産」という言葉もある様に「利益」が出ていても「お金」が尽きた時、企業は死んでしまいます。

経営とは、❶お金を集める→❷投資する→❸利益を上げる→以降❶❷❸の繰り返しで、集める「お金」をどんどん大きくして成長していきます。経営の中心には、常に「お金」がいます。

文字通りその価値は「王様」と言えます

 

投資にとってのお金

では投資ではどうでしょうか?
「現金(お金)」で持っていても何も増えない。だから、その姿を「定期預金」や「債券」、そして「株式」に変えて運用します。

あたかも利息のつかない「お金」が、悪であるかの様です。
しかし、投資の世界においても、「お金」のポジションは「王様」と言えます。

市場がとてつもない下げにおいても、一切の目減りがない
大切なのは、状況によってその形を変化させることです(現金→株式、株式→現金)。

市場は大きく波打ちますので、大きく下げた時に「株式」に形を買え、大きく上げた時に「お金」にかたちを変えるのです。

自分の持ってるお金をすべて、「株式」で持っていると大きな下げでお金を減らしてしまいます。

それがなぜ駄目なのか???
それは、自分で打てる手が、まったくなくなることです

もし、お金があれば、下がった時に株式を買い、株式の平均取得単価を下げて、次の値上がりに備えることができます。

株式の世界において、お金の管理、お金の比率の管理は、「肝」なのです。
こんなに株式を愛する私でさえ、Kingは「現金(お金)」であると思います。

資産運用のポートフォリオには、必ず「現金(お金)」を入れておきましょう。
マイルールを決めて、お金の比率を確保しておきましょう。


最後に「お金との付き合い方」や「お金の増やし方」を教えてくれる名著をご紹介!

FIRE(早期リタイア)を目指している方、投資で資産を築きたい方、投資で成果が出ず悩んでいる方には、ぜひ読んで頂きたい一冊です。

筆者は語る、お金で豊かになるのに頭の良さはいらない。


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