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【おすすめ本】覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 - 時代のすべての異端児たちへ 

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歳月は齢と共にすたるれど崩れぬものは大和魂

これは「年をとって体が弱くなっても大和魂はなくならない」という高い志を示す吉田松陰の胸あつい金言である。

本日は吉田松陰と本の紹介をさせて頂く。

 

吉田松陰とは?

時代を動かすのは、いつも異端児と呼ばれる人たち。
吉田松陰は、(私の知る限り)日本史史上、もっとも情熱的、もっとも型破り、もっとも志高い、人物だ。また日本史史上、いや世界史史上、もっとも優れた教育者と言えるかもしれない。

彼は思想家であり、教育者だ。彼が小さな村で開いた塾は、かの有名な「松下村塾」である。十畳と八畳の二間しかない塾。

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この松下村塾で学びを得た人物に、かの有名な高杉晋作伊藤博文(初代総理)がいる。

驚くべきことに、総理大臣2名、国務大臣7名、大学の創設者2名、というとんでもない数のエリートが、1年半という短い間に「松下村塾」から排出された。

 

松陰は思い立ったらすぐに行動する人だった。

「日本にとって今なにが一番大事なのか?」から逆算して考える。

有名な話で、鎖国していた当時の日本に襲来した「黒船」を見て、これは今の日本では太刀打ちできないと知ると、無防備で黒船に乗り込み、法を犯し、「学ばせてくれ」頼みこむ。

命がけの侍の異常さに当時のアメリカ人も驚いたとされる。
「自分の志」のために時にクレイジーとも言える行動をとる。のちにその行動力が仇となり、処刑され、30歳で短い生涯を閉じる。

一方で、松陰の志は生き続け、松下村塾の弟子たちが意思を継ぎ、現代社会の礎となる明治維新起こした。

彼が時代に存在しなければ、いまの豊かな日本はなかったかもしれない。

覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰

現代社会において、豊かであるがゆえに目的を失い、何のために生きるか?に悩む人は多い。今回ご紹介する本は、その様な悩みを吹きとばしてくれる。

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松陰には、志があり、その志の実現のためには手段を選ばない。
命をかける強さ、「覚悟」がある。

また「一生学問」と彼が語る様に常に学び続けた人だった。
「心」「志」「士」「友」「知」「死」に章立てされた彼の至高の言葉から、あなたは生きる意味、その価値を新たに見つけられると思う。

ぜひ手に取って読まれることをおすすめする。

 

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