こんにちは。金言です。
しあわせに生きるための鍵は?
それは『心』です。
しあわせに生きるためには、常に自分の心をベストな状態に保つことが必要です。
そのためには『心』に意識的に『投資』することが大切だと考えています。
あなたの心は疲れていませんか?
心が折れそうになっていませんか?
真面目でいい人ほど心が疲れてしまいがち、気をつけてくださいね。
サッカー元日本代表キャプテンの長谷部誠さんがご自身の著書の中で、『心』についてこう語られています。
「強くすると言うよりも「調節する」・「調律する」と言った方が適している。
つまりは「心を整える」ということ。」
私はこの「心を整える」という言葉にしあわせに生きるためのヒントが凝縮されていると考えています。
今回は長谷部誠さんの著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」をご紹介させて頂きます。
長谷部誠さんとは
日本のプロサッカー選手。元日本代表。キャプテンとしてワールドカップに3度出場。キャプテンとして出場した代表での試合数は81試合で、日本代表歴代1位。
本田圭佑選手など個性豊かな日本代表選手をまとめるリーダーシップ、また国を越えてドイツでもキャプテンを任されているというその高い人間性は特筆すべきです。
どこのチームからも求められるキャプテンとしての人柄、リーダーシップ、普段どのように思考されているのか?行動されているのか?
大変気になります。
本書の中で「これといった長所もなく、華麗な経歴もない僕がここまで生き残ってこられたスキルと概念が、『心を整える。』ことだ。」と述べられています。
取り入れたい56の習慣
本書には心を整え、勝利をたぐり寄せるための56の習慣が書かれています。
すべては紹介できないため、お気に入りの一部をご紹介します。
01 意識して心を鎮める時間を作る
一日の最後に必ず30分間、心を鎮める時間を作るというもの。
目を開けたまま、天井を見つめるようにして、息を整えながら全身の力を抜いていく。
ザワザワとした心を少しずつ鎮静化することで、どんなに葛藤を抱えても、翌朝には平常心で部屋を出て行くことができるとおっしゃっています。
意識的に魂を鎮める時間、つまり「心を整える」時間を持つことは大切です。
26 組織の穴を埋める。
早く走れる訳でもない、華麗なフリーキックが決めれる訳でもない、そんな中レベルの高いチームで生き残るために考えられていること。
チームを勝利させる。組織を勝利させるために組織の足りないものを補うこと。
華麗に目立つことはないけれど、組織において必要とされる存在になるための思考は学びが大きい。
「長谷部がいないとディフェンスが崩壊する。」
そんな風に表現される価値も、こういった穴を埋める思考から来ているのだと感じました。
34 読書ノートをつける。
印象に残った文は読み終わったら、すぐにノートに書き映すようにする習慣。
好きなフレーズとともに、自分が何を感じ、何を考えたかも一緒に書き込むようにされているとのことです。
大切なことを吸収しようと読書をしても、人間はすぐに忘れてしまうもの。
読書ノートをつける習慣は私も取り入れさせてもらいました。
他にも下記の習慣は私のお気に入りです。
05 マイナス発言は自分を後退させる。
15 真のプロフェッショナルに触れる。
23 常にフラットな目線を持つ。
30 勇気を持って進言すべきときもある。
54 感謝は自分の成長につながる。
最後に
きびしい現代社会を生き抜くために
自分の心の状態を知って、「心を整える」ことはとても大切です。
プロサッカー選手というきびしい世界の中では試合に出るだけで大変です。
さらに日本代表でたった一人選ばれるキャプテンとなれば、本当の一握りの存在。
その考え方や習慣は参考になることばかり。
発刊は10年前ですが、今なおおすすめしたい一冊です。
もしまだお読みでなければ、たいへんおもしろいのでぜひおすすめします。
では、本日の金言にて、締めさせて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
日々の生活は頑張っている人々の姿であふれている。自分のことでいっぱいいっぱいにならず、そういう姿に気がつける自分でありたい。
By 長谷部 誠